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記事: サステナブルな暮らし! すぐ出来るアイディアを特集

サステナブルな暮らし! すぐ出来るアイディアを特集

現在世界が一丸となって取り組もうとしているのが「サステナビリティ」。ひとりひとりがサステナブルを意識した暮らしを心がけることでこれからの地球環境を守る第一歩となります。

では、サステナブルな暮らしとはどんなものか、一緒に考えてみましょう。



〜本記事の内容〜

◯サステナビリティーとSDGs
◯サステナブルな暮らしのアイディア10選

 

サステナビリティとSDGs

サステナビリティとSDGs

出典:外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html


サステナビリティ(Sustainability)とは?

サステナビリティとは『持続可能性/持続することができる』という意味です。これは、現代の地球環境や資源を壊さず、後世に残していくための取り組みです。1987年に国連の環境と開発に関する世界委員会(WCED)が公表した「Sustainable Development(持続可能な発展)」という理念を謳い、それが世界に広まりました。環境・社会・経済の3つの大きな視点からサステナビリティへの取り組みが期待されています。この大きな枠組みをより深掘りをし細分化、具体的にした項目をまとめたものがSDGsとなります。


SDGsとは?

2015年9月に行われた国連サミットで採択されたもので「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」を指します。これは、2030年までに持続可能を目指し、17のゴールと169のターゲットから構成されている『誰も置き去りにしない』よりよい世界を目指す世界共通の国際目標です。

前身のMDGs(Millennium Development Goals:「ミレニアム開発目標」)は途上国向けの目標でしたが、SDGsは途上国や先進国関係なく、全ての国が取り組むべき普遍的な目標とされています。ただ、この目標は政府だけでなく社会や企業、人ひとりひとりの行動がより求められています。このコロナ禍で、世界は1つの感染症と向き合い一緒に戦っていこうと同じ方向を向いて沈静化に取り組みました。これからは環境そのものを守るために、より一層国を超えて団結していかなければなりません。

サステナブルな暮らしのアイディア10選

地球を守ろう!というとかなり壮大な話なので、どことなく自分には関係ないと思いがちです。しかし、繰り返し使えるものを選ぶなど、私たちひとりひとりの行動が地球環境への悪影響を止める大きな力になります。暮らしの中で今から取り入れられるサステナブルなアイディアをご紹介します!


①フードロス

フードロス

日本で年間どれくらいの食べ物が無駄に廃棄されているかをご存知ですか?平成28年度は、食品廃棄物が約2,759万トン発生しました。外国では売れ残った食べ物をホームレスや貧しい人に与えられるボランティア活動が進んでいますが、日本ではまだまだ発展していません。そこで、買ったものはきちんと使い切る・安いからという理由だけで大量買いをしない・無駄が出ないように自身で消費できる量をメモしてから購入することがサステナブルな暮らしの第一歩です。

出典:環境省「我が国の食品廃棄物等及び食品ロスの発生量の推計値(平成28年度)の公表について」,2019


②地産地消

地産地消

地産地消とは、地元で生産されたものは地元で消費するという意味。サステナブルと地産地消が一体どう関係しているのか?と思うかもしれませんが、私たちがよく食べている輸入品は遠くから食材を運ぶため、輸送の際にさまざまなエネルギーを使用します。移動用トラックや冷凍・冷蔵するために使用されるエネルギーによって、排気ガスや二酸化炭素が多く排出され、地球温暖化に繋がります。さらに、食材には日持ちするように保存料や色がキレイに見えるように薬品が使われているケースが多く、人体への影響も少なくありません。そのため、地産地消の食材を選ぶことによってエネルギー消費を抑えることができる上に、採れたて新鮮な食材は栄養価も高く安心して食べられます。


③ベランダ菜園

ベランダ菜園

先ほどの地産地消と同様で、自宅で食材を育てることによって余分なエネルギー消費を抑えることができます。ベランダ菜園は本格的な菜園ほど負担を感じずに気軽に始められ手入れもしやすい。また、毎年同じものを収穫できるので、サステナブル(持続的)な食材づくりがお家で叶います。各家庭で必要な分だけ育てることができるので、売れ残りなどの無駄がなく、その分節約もできるのも嬉しい点です。


④MY◯◯

MY◯◯

お店にある使い捨てのものを使ったりせず、自身が持ってきたものを使用することで環境への負担を減らすことができます。例えば、ここ最近で一番大きく変わったのはレジ袋の有料化。スーパーやコンビニなどレジ袋が有料化になったことで、人々はマイエコバックを持ち歩くようになりました。エコバックにもさまざまな種類が出ており、コンパクトにまとまるもの・畳んだものをそのまま自身の持っているカバンに取り付けられるものなど、人々が持ち運びやすく使いやすいデザインが増えています。他にも、カフェではマイボトル(タンブラー)を持参することで、紙コップやプラスティックコップを使用しないので省資源に協力することができます。また、お店によっては数10円割り引かれるのでお金の節約にもなります。


⑤ペーパーレス

ペーパーレス

私たちが普段使用している紙の原料が木なのをご存知ですか?木の大きさにもよりますが、木1本で作られる紙の量はA4のコピー用紙が約13,000枚。2013年の日本国民1人あたりの紙の使用量は年間で214.6kg、1日当たり約588g、A4紙で約118枚分使用しています。つまり、約3ヶ月半で木1本分の紙を1人で使用していることになります。地球温暖化抑制を担っている木の多くが伐採されることによって、二酸化炭素が吸収できず温暖化を加速させる原因になります。そこで世の中が動き出した取り組みがペーパーレス化。近年デジタル化も進み、本や新聞などもオンラインで読めるようになったので環境貢献がしやすくなりました。紙の無駄な使用が減ることで資源の温存や流通の過程を省けたり、ゴミも減らすことができます。

出典:https://watashinomori.jp/quiz/quiz_07.html


⑥リユース

リユース

3つのR「リユース,リデュース,リサイクル」

◎「リユース」:リサイクルとは違い原型を破壊することなく、そのままの形で再利用すること。
        例)メルカリやラクマなどのフリーマーケットにて服や本、DVDなどを売る
          使わなくなった家具を買取店に引き取ってもらう
          一時的に必要なものはレンタルする

◎「リデュース」:できるだけ無駄なゴミの量を少なくすること。
         例)マイエコバックを使用し、ビニール袋をもらわない
           必要なものを必要な量だけ購入する
           料理の際、生ゴミをできるだけ減らす

◎「リサイクル」:一度使用したものを再形成して利用すること。
         例)ペットボトルを溶解して、洋服の素材として再生利用
           牛乳パックなどは、資源回収・店頭回収に出す
           ゴミの分別を徹底する。

特にリユースはサステナブルな暮らしにはぴったりです!


⑦オーガニックコスメ

オーガニックコスメ

植物由来の成分を配合したオーガニックコスメのブランドの需要が増えてきています。肌に優しい成分で私たちの肌本来の持つ自然治癒力にアプローチをすること、そして環境にも優しいのがオーガニックコスメの特徴です。成分は土壌環境やそこに住む微生物を守るため、農薬や化学肥料を使用しない循環型農園で栽培。また動物実験を一切行わないブランドや、化粧品の空容器を回収しリサイクルする活動を行なっているブランドもあります。このように、いろいろなアプローチの仕方でサステナブルな取り組みをしています。


⑧オーガニック洗剤

オーガニック洗剤

出典:https://www.connect-d.com/c/18/682

食器・洗濯・お掃除用の洗剤など、私たちは数多くの洗剤を毎日使用しています。日常生活で使用した通常の洗剤は川や海に排出されてから元の自然に戻るまで長い年月を要します。界面活性剤が植物由来原料のものは自然物質に戻るのが通常の洗剤よりも早く,水中生物や地球環境に悪影響を与えることはほとんどありません。女性は特に洗剤で手荒れすることも多いですが,優しい成分だと安心して使えます。


⑨シェアサイクリング

シェアサイクリング

出典:https://kakakumag.com/money/?id=13710

観光地のみならず、都心の街中で特に見かけるようになったのがシェアサイクリング。シェアサイクリングをすることで、以下のようなメリットが得られます。
◎生活面:主な交通手段であるバスや電車のような遅延や渋滞の心配がない
◎環境面:自動車やバスを使わずに移動することによって排気ガスを抑えることができる
また、通勤や通学でシェアサイクリングを使うことにより、運動不足の解消や通勤ラッシュからの解放などのメリットがあります。


⑩ファッション

ファッション

ファッション業界でも、サステナブルがとても注目されています。サステナブルファッションでは、環境や製造過程に携わる労働者の雇用や安全を保証しており、適正な価格で,継続的な取引を行えるフェアトレードであることが重要とされています。世界で2番目に環境汚染を起こしているファッション業界。さらに、労働者へ低賃金で長時間働かせるなどが問題とされています。そこで、洋服とサステナブルが注目されています。服を購入する前に素材に注目してみたり、ヴィンテージショップでお洒落な古着を買ったりすることで、サステナブルな活動を実践できます。

 

サステナブルな暮らしでより豊かな生活に!

今私たちが生きている地球は昔の人々が残してくれた世界です。私たちも未来の人々のために資源を使いすぎず、豊かな暮らしができるように美しい地球を守り続ける使命があります。地球は使い捨てではありません。そのために、まずは少しずつサステナブルな暮らしを取り入れてみましょう!

「カポックノット」ではサステナブルな選択ができるので、ぜひ商品ページをチェックしてください!

HP:https://kapok-knot.com

 

編集後記

世間で”サステナブル”と聞くようになったものの いまいちピンと来ていませんでした。 しかし、今回調べていくうちに、こんなにも私たちが 日常生活でできることがあるんだなと思いました。 まず、どういった現状があり、それに対する改善策を 知ることがサステナブルな生活を始める第一歩になります。 いつまでも綺麗な地球を守るために取り組んでいきたいです。